瞑酩走

走り、酒を飲み、気ままに、寅さんのように。

とりとめのないはなし

15日 5,15k 27:12(5:17)


16日 走らず、休憩室で昼寝


17日 35,04k 3:06:37(5:19)


5時の目覚ましで起きるがすぐに布団からでることができず、二つボタンを押さないと完全に止まらない時計が5分おきに鳴る。一つボタン押しを4回繰り返し20分になんとか起きる。
筑波山トレイルが終わってのこの一週間は、距離も踏んでなければ階段トレもやれなかった。なにか疲れていた。これは先週からで、筑波山トレイルの二日前には朝から舌が痺れだし、食べ物も飲み物も飲み込むときに舌が痛くて苦痛だった。夕方にはあんまり痛いので、職場のロッカーの鏡で見たらグロテスクに舌が腫れあがっている。帰りの電車の中ででスマホで調べたら、でるはでるは悪い内容のことばかりが。
「舌癌」
これが頭から離れない。痛みや腫れが治まれば一時的なものだろう、と都合よく解釈できたが、レース当日もその後も治まる気配はなく、14日の木曜日に口腔外科でもある歯科医院で診てもらってきた。
レントゲンも撮り医者曰く「腫れてますが小さい口内炎と親知らずからの炎症のダブルパンチが原因ですね」
「えっ、口内炎?」
「ここに小さいのができてますね」
「悪い病気、舌癌とか心配していて」
安心させる優しい笑みで「それはないですよ。99,9%ないから大丈夫です」
「良かった。安心しました」
「ただ、歯周病になりかけていますから、それは気を付けてください」


歯周病が頭の片隅に残ってはいたが、晴れ晴れとした気持ちで病院をあとにした。
念のために、この症状が筑波山トレイルの結果には関係はない。


白湯にバナナ一本を摂り6時に走り出す。風が強く寒いが今朝も完全防備なので、20分もすれば寒さも気にならない。
先月、図書館で借りていた二冊を片手に800m、図書館の夜間回収ボックスに返却する。昨日、図書館からの催促の電話でのありさま。走りながら、西村賢太氏の題名すら思い出したくもないが、性癖と偏屈な人間性をさらけだしている、ただそれだけの本だったなと。芥川賞を取った小説も手に取ることはない。それに比べて辺見庸氏の(水の透視画法)本は人間の本質を辛辣かつ優しく書かれてあった。20年前位だろうか、(もの食う人びと)これも心に残った本だった。もう一度読んでみたい。いま読んだら感想も違うだろう。


遠回りして久しぶりの運動公園に向かう。距離は踏もうとガーミンを見たら14kちょい。嫌いな周回コースをぐるぐるしながら今年のレース、来年のレースを考え距離稼ぎ。25kまでぐるぐるしていつもの川で1周して帰宅して35k。ラスト5kはペースアップ。
この間、給水も食べ物も摂らないが、これはもちろん個人差があるから一概には云えないが、どんなもんなのか。ある方のブログで、今日70kのトレイルレースに出ると書いてあった。千葉の房総で開催される大会で累積標高は知らないが、この方は49歳でフルも2時間45分で走るし、マラニック感覚での参加らしいので余裕を持ってゴールできるのではないか。驚いたのは携帯するジェルの数と食料。ジェル13個、おにぎり二つ、饅頭四つ。
自分ならジェル4、5個、饅頭二つ。個人差があるとはいえ体型が似ているだけに重くて走りづらくはないか。それより本音はジェルにかかる金額だ。ピンキリだが4、5百円はざらで、それを10数個は持てない。財力がないとトレイルレースにも出れなくなってしまう。ものは考えようで、その時は重くてもおにぎり10数個握って、叔母特性の塩漬け梅を持てばいいか。


今年は9レースのみ。例年の半分以下だった。オクㇺ以外はすべてトレイル。
年代別優勝一回、3位二回、6位一回。
総合優勝一回、2位一回、3位回。
6位のレースは悔しい結果だったが、その他は自己満足している。


来年は1月に館山でフル。3月に佐倉でフル。4月からトレイルに。


レースも食材と同じで吟味して選ぼう。


修行走はもう出ることはない。いい大会だが、行きはよいよいの2時間半、帰りは恐いの6時間。
高速渋滞が修行走となってしまった。


修行はできる。


筑波山でできる。

×

非ログインユーザーとして返信する