筑波山トレイルからの今後
8日 7,87k 35:09(4:28)昼休みラン
9日 7,78k 33:38(4:19)昼休みラン
10日 3,80k アップ
24k(6:12)筑波山トレイル
11日 走らず
12日 7,80k 34:36(4:26)
13日 走らず
14日 28,7k 総距離
14,91k 1:02:39(4:12)ビルドアップ
5時起床。
白湯にバナナ一本を食べ準備を始める。着込んだ後に乳首にテーピングをするのを忘れてしまい、なんだかんだいつもより出遅れてしまう。めんどくさいがこれをやらないとシャツと擦れてしまい、痛くてとても90分以上は走れない。
35分家出。
気温は3℃と低いがそれほど寒くは感じない。
今年最後の木曜休日もいつもの川へ。先週同様、24時間営業のガソリンスタンドでトイレを拝借する。ここのトイレは掃除が行き届いていてとても綺麗だ。暖房はガンガンだしもちろんウオシュレット。自動の蛇口からはお湯が出て最後まで気持ちが良い。ガソリンも入れてないのに排出だけしている。そのうち目をつけられ使用禁止にならないか。
川に着いたら58歳になるkさんが一足先にビルドアップをやっていた。朝から会議で間に合わないから、と以前話していたのを思い出す。この努力が日曜日のレースで優勝に結びついたのだろう。
集まったのは5人のおじさんとSさん。2周目で最強おばさんが加わる。このおばさんも同じレースで優勝。これで7連覇とか。このお二人に刺激を受けないわけがない。いい仲間、走るには良い環境に恵まれていると改めて思う。
7周のあいだの話題はお二人のレースの事、筑波山トレイルの事など。
ここで少し筑波山トレイルのことを。
今年最後のレース、しかも筑波山、それなりの覚悟を持ってレースに臨んだ。
事前に送られてきたプログラムを見て、茨城の猛者のFさんとはしれることも楽しみにしていた。アップ中にお会いでき、Fさんのブログでここ最近の結果、活躍を知っていたので握手し健闘を讃える。
実は一度書き上げまじかのこのブログを削除してしまった。折れた心は戻らない。すでに疲労困憊なのでざっくりと。
スタートは9時30分。10分前にはFさんの隣に並ぶ。前から3列目と控えめなFさんに好感が持てる。
スタートして1kもしないうちに、Fさんを含む4,5人のトップ集団に50mは離される。2kで150m、筑波山キャンプ場からの下りからは見ることができなかった。ここで上位には入れないとわかる。諦めたわけではなく、実力相応の走りに徹しようと。
薬王院の階段も若い二人に抜かれるが、コースを熟知しているだけに焦ることはない。このレース山頂には二回登るが、登り切った山頂区間にはスタッフが3名、5,60m間隔で配置されていた。一人目の40代前半だろうか、女性のスタッフが私に「走らないでください。歩いてください」日曜日の筑波山、登山者が大勢いるのからの配慮。これはルールでもあるし仕方ないので「ゆっくり走ります」ジョグより遅いペースに落としたら「歩いてください。だめです、歩いてください」毅然とした態度で云う。思わず首をすくめながら「はい、わかりました」
腕を大きく振り早歩きに変える。
山頂からの下りでは予想していた通り雪と凍っている箇所がある。若い子が恐る恐る歩いている。ここぞとばかり抜き去るが、ロードに入ったらすぐに抜き返される。
結局ここから抜かされることはなく、キャンプ場の林道から筑波山神社に。
境内に入る前に立ち止まって帽子をとって一礼し、御幸ヶ原コースの登りへと気持ちを切り替える。この僅かな時間に家族の健康、このレースを怪我無く、来年も健康で、などなどお願いをする。筑波山にお願いするだけで感謝の気持ちがない、心無い人間とは私の事だ。本性が見えたようだ。
御幸ヶ原に入ってFさんの背中が見える。明らかにペースが遅く、というより歩いている。なにかあったのは聞くまでもないが、Fさんと後ろについて「どうしました?」
「足を捻ってしまって」
あとでFさんのブログを見て、とても走れるどころか完走もできないぐらいの怪我と知る。それでも完走、しかもタイムも順位も素晴らしい。この怪我がなければ優勝もあった。
私は幸いにも転ぶこともなくゴールできた。
筑波山は厳しくも優しさもある。
強くなれる山と改めて実感することもできた。
来年早々には、二年ぶりにフルマラソンを走る。
3月にも走る。
すべては6月のオクㇺに向けて。
この筑波山には来年もお世話になる。
今年残り少ない休日に筑波山に行きたい。
歩いて別な筑波山に触れたい。
そして感謝の気持ちを伝えたい。