信頼 実績 相棒
6日 3.91k 38:44(9:55)昼休み階段トレ12往復(2)
7日 7.39k 36:19(4:55)昼休みジョグ(3)
17.29k 1:57:21(6:47)帰宅ジョグ(3)
8日 走らず
9日 35.51k(総距離)いつもの川(2)
14.95k 1:03:16(4:14)7周ビルドアップ
10日 7.78k 37:37(4:50)昼休みジョグ(4)
11日 3.84k 38:13(9:57)昼休み階段トレ(5)
12日 31.14k 3:00:47(5:48)隣の市の川へ
13日 8.01k 37:10(4:38)昼休みジョグ(6)
14日 8.62k 38:44(4:30)昼休みラン(7)
500×10本インターバル
15日 走らず
16日 35.51k(総距離)いつもの川(3)
15.02k 1:03:07(4:12)7周ビルドアップ
17日 17.23k 1:44:23帰宅ジョグ(4)
18日 走らず
19日 23.45k(総距離)
10k 33:54 総合17位 年代1位
20日 7.30k 35:20(4:51)昼休みジョグ(8)
17.34k 1:37:26(5:37)帰宅ジョグ(5)
21日 7.19k 37:42(5:15)昼休みジョグ(9)
22日 8.01k 36:17(4:32)昼休みラン(10)
500×9本インターバル
17.32k 1:49:42(6:20)帰宅ジョグ(6)
23日 27.56k(総距離)いつもの川(4)
12.89k 55:57(4:20)6周ビルドアップ
4時55分起床。ホット無調整豆乳青汁にバナナを摂り、5時32分には家出。寒い予報も耳当て手袋の上に軍手までしたので寒くは感じない。
しかしまあ~身体が重いこと重いこと。昨日は酒も飲んでないのに疲れからだろうか。
今朝はおばさん二人を含め総勢九名でスタート。この中で19日の10kレースに参加したのは自分、最強ランナー、Tさん。自分と最強ランナーは年代優勝。Tさんは5位と今年度初レースを幸先の良いスタートを切れたが、レースの話もさほど盛り上がりもせず、3周目からは坐骨神経痛も疼きだし、日曜日は自分を含めて四人がフルを走るので6周で止める。
朝は降らない予報が外れ、そこそこ降ってきたので1周だけジョグして帰宅する。
19日のレースの前に9日のことから。
近くの神社へ初詣に行き無病息災が約束され、気分の良さから用もないのにスポーツオーソリティへ。ナイキのシューズがこれでもかと視界に入ってくる。安いのを試しに履くが、サイズはあれど足に合わない。合わないしナイキにも好かれてないようなのでアシックスコーナヘ向かう。
いきなり目に飛び込んできたのがターサージール6半額。胸が躍りめん球を丸くしてサイズを探す。ジャストフィットの28㎝を手にして試し履き「あら、きつい。なんで」目を凝らして再度見たら26㎝だった。老眼がじゃまをして試し履きもままならない。
店員さんが近くに居たので
「すみません、これの28㎝ありますか」
「あっ、ありますよ。探しますよ」店員さんの時計はガーミン、シューズはナイキ。身体はスリムで口調は早口。
すぐに見つけ出してくれ「念のため足のサイズを測りましょう」と機具を持って来てサイズだけでなく甲の測定もしてくれ「28㎝で大丈夫ですね」
立ち上がると目線上にイエローとブラックのシューズが。
「これかっこいいですね。レース使用ですかね」
「これはターサージールエッジでホールドがしっかりしていて6より安定性がいいですよ」
「サイズありますか」興奮している自分がいる。
「あっ、ありますね。ありました。これで少し走ってみてください」
広い店内を50歳の男がジョグ。10mで欲しい。どうしても欲しい。気になる値段がまさかの半額。
「これもください」上ずった声でもう一度「半額ですよね」
「はい」
「なんでこんなに安いです」
「もうターサージールは生産終了なんですよ」
ガッ、ガッ、ガーン。頭をヴェイパーで蹴られた気がした。
この日は財布に現金2500円だけだったので仕方なくカードで買う。いま思えばもう一足買っとけば良かった。カードで買うなら更にもう一足だったか。
半額とはいえ高額な買い物。いつもなら妻に断りを入れるがこの日は事後報告となり、いい顔されなかったのは云うまでもない。
これでターサージールの在庫は三足となりロードレースだけなら5年は履けるが、トレイルレースもこれでやるとすると寿命が短くなる。安い半額のトレイルシューズを捜してみるか。めんどうで今まで通りターサージールで走りそうだが。
このシューズ、ターサージールとは縁がある。10年は履いてきて随分と良い思いをさせてもらった。
もちろん19日の10kもターサージール。10kはロードを主戦場としていた時は一番得意な距離だった。何年ぶりの10k参加か思い出せないぐらい久しぶりだった。
どのくらいのタイムで走れるか見当もつかず、目標は我県50歳最強に勝つことだけでスタートする。
この日は快晴で風も弱く絶好のコンディション。1k通過で彼の背中が20m先に見え、ゴールのトラックに入るまで15m~30mの間隔で食らいついて行った。レースでこれだけ一人の背中を見続けたのは初めてで、それだけ集中していたということだろうか。
彼のグループは7~9人でそのうちヴェイパーは5人。緩やかな下りで単独の自分と差が大きくなる。あきらかにヴェイパーが活躍している。走れるシューズというよりも走らされるシューズ、こう考えるのは偏屈者だからか。苦しいレース展開ながらこんな事も頭にありながら彼だけを追い、トラックに入る前の外周200mでその差10m。トラックに入って残り300mで差は5mに。
行くしかない。抜かす。顎は上がり上体は揺れる。彼の激しい息づかいが小さくならない。ペースは上げれない。このまま逃げ切れるか。もう限界が来ている。
ラスト200mで抜かされる。負ける、負けた。諦めかけたそのとき、彼のペースは抜かれたときの勢いはなく
心のなかで「糞力みせてやる~」
抜き返し、ゴールまでの150mを再度抜かされるかもしれない怖さに怯えながら横に並ばれることもなく、ゴールマットを先に踏んでレースは終わった。
両手を両膝に手をあて倒れないように堪えた。左手の時計が目に入る
33:54
老眼がじゃましているのでは、時計を離して見ても
33:54
このタイムで走れるとは。
木曜日のビルドアップでキロ3:30切ることもできないのに、アベレージ3:26で走り切れたのは
糞力
だけだはなく
ターサージール
信頼と実績の
ターサージール
我県50歳最強の彼はヴェイパー
わたしのこれからの相棒も
ターサージール
長い付き合いになりそうだ