瞑酩走

走り、酒を飲み、気ままに、寅さんのように。

山の日は川へ

今年から祝日になった「山の日」なので、山へ行こうかは考えない。間違いなく山も道路も混んでいるからだ。

一ヵ月ぶりにいつもの川へ。木曜日の練習会に参加。


4時40分起床、5時10分スタート。

今朝は涼しく走りやすい。びわこランナーのМさん、50代、最強の一人kさん、同じ齢のⅠさんの4人で15kビルドアップ。

7kジョグしてからので身体は動く。MⅯさんはビルドアップ前に400mのインターバルを5本やっている。マラソンへの姿勢が違う。2年前まではレースでも勝てたのに、今では練習でも全く歯が立たない。

祝日なので平日には見かけないランナーが多い。その中の一人、60歳位のランナーと一周目からすれ違う。6周目で私が10m位遅れ始め、前をMⅯさん、kさんが先行していた。7周ビルドアップでの6周目なので、それなりにペースは上がっていた。


60歳位の男とⅯMさんがすれ違う前から、ここが大事なところで、接触も、お二人が並走して幅をとっている訳でもないのに、「お前たちのだけの道路じゃねえだろう」。言葉はこれだけではなかった。数秒後に私とすれ違う。ヘッドホンをしていて何食わぬ顔をしながら、ブツブツと長々と言っていた。ⅯMさんも振り返りながら首を傾げていた。


ラストの7周目に入る。ラスト1kの折り返しで男の姿が見える。またもやⅯMさんとすれ違う前からブツブツ言っている。次に私とすれ違う。この男の、ヘッドホンをしながらブツブツ言っている何食わぬ顔を見たら反応してしまった。「あんた何言ってんだよ。はっきり言えよ」。このあとの言葉がいけなかった。「糞おやじが」。


反応したのは言葉だけではなかった。一段も二段もギアが上がる。ペースが上がる。終わってみれば、ラストはⅯMさんを交わしての7.32。

4人でダウンジョグしていたらまたもや男が現れる。口元を注視していたが動いていない。

いま考えたらヘッドホンをしている訳だから、何を言っても聞こえていないのではないか。言われ損か。しかもこんな事がないとペースを上げれないのも情けなくもある。


今日のタイトルも、「何食わぬ顔をした男」、「文句を言われてペースアップ」、「すれ違いは気を付けよう」とか、他にも考えたが無難に抑えた。気持ちは「ヘッドホンの糞おやじ」。これではストレート過ぎる。


山でもそうだが、やはりロードでもヘッドホンは危険ではないか。今では多くのランナーがヘッドホンをしているが、注意散漫になり事故にも巻き込まれやすくもなるだろう。反論もあるだろうが私は絶対にしないし、仲間でも誰一人としていない。

レースは論外である。


総距離33.2k

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