瞑酩走

走り、酒を飲み、気ままに、寅さんのように。

研ぎ澄まされた感覚

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昨晩は朝から雨と分かっていたので、目覚ましを掛けないで布団に入った。
いつも通り5時には目を覚ますが、雨音を聴いて二度寝。
この4連休で眠り薬を飲んで寝た夜が二日あった。それでも熟睡はできない。


7時20分に起き、次女が部活に行く準備を横目で見ながらパソコンを眺めていた。
会話は「今日も雨だよ。気をつけてな」
   「うん」
出ていくとこにか細い声で「行ってきます」
こんなもんだろうか、父親と娘の会話とは。


パソコンでブログを見て時間を潰すが、雨は止む気配もなく風も強くなってきている。
どうせ走るなら今しかないので準備をし始めるが、ビニール合羽では何も意味がないほどの雨。もう少しまともな雨よけになるのはないか、と押入れを探したらあったあった。
3、4年前に出た大山登山競争で入賞したときに頂いたレインウエア。ミズノ製で定価は8、900千円。少し大きいが色は黒でなかなかカッコいい。


10時から走り出す。
思ったより雨が強いのでレインウエアのフードも被る。今日は走れれば良いと思っていたので、いつもとは違う川へゆっくり向かう。少しずつ雨も風も強くなり、雨音だけが絶え間なく聴こえる。フードを被って視界が狭いからか、前だけを見据え集中している。
いくらでも走れるくらい調子が良い。こんな日はそうそうあるものではないが、この天気なので10kで折り返す。


研ぎ澄まされた感覚。


この感覚で山を走ったらどんなに気持ちが良いのだろうか。


この感覚でトレイルレースを走り切ってみたい。


あと一ヶ月。


勝負だ。

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