環境の変化に負けながらも
10月から異動で環境が変わり、いまも慣れずに半月が過ぎた。ブログもやる気にもなれず、いま帰りの電車のなかでどうにかやっている。
4日のハーフは年代別優勝できたが、タイムは74分台と目標には届かなかった。それでもタフさには我ながら満足している。深夜2時に出発し、高速道路での移動距離350キロをノンストップで運転した。8時半のスタートラインには、余裕を持って立つことができた。
兄、姉も6時過ぎには応援に来てくれた。母は足の調子が良くなかったので、自宅で私の帰りを待ってくれている。それが何よりの力になった。
兄は3時には起きてサンドイッチまで作って来てくれた。胸が熱くなり、涙が落ちないように堪えた。
夕飯の母の手料理は忘れられない。家族四人での乾杯のビールも美味かった。
家族四人の貴重な二泊はあっという間に過ぎ去り、別れは涙を堪えることは出来なかった。
バックミラー越しに見える母はいつまでも手を振っていた。視界が涙で遮られ、ハンドルを力一杯握りしめ、肩が上下に動くのを押さえつけた。
軽自動車は新米に野菜や果物、孫たちへのお菓子でいっぱいになっている。
私の心は幸せと寂しさが入り交じり、母の小さくなった身体をいつまでも想っていた。
最寄り駅に着く。11日のレースのことは明日にでも。
それでは。