瞑酩走

走り、酒を飲み、気ままに、寅さんのように。

忘れられないこと忘れてはならぬもの

19日 7,74k 35:39(4:36) 昼休みラン、堀ちえみステージ4の舌癌に衝撃を受ける


20日 6,79k 34:40(5:06) 怠くてなんとか昼休みジョグ
    
    17,14k 1:48:26(6:20) 残業も鞭打って途中下車帰宅ジョグ。ザックに食材、他もあり重くキロ6も切れず。ノンアルで明日の朝練に備えるが、飯後にミスタードーナツを二個、アイスも食べてしまう醜さ。


21日 34,80k(総距離)
    14,94k(ビルドアップ) 1:03:25(4:15)


4時55分起床。図書館で借りたノンフィクションを読み、寝たのは23時30分過ぎてたが酒を飲んでないから小便にも起きず、熟睡ではないが身体は軽い。
青汁にバナナ一本を食べ5時25分に走りだす。風は強いが今朝は三寒四温の温の日か、指先が痺れる寒さではない。
いつもの川にいつものメンバーと、メンバーの同僚の女性も新たに総勢9名でビルドアップ。ハムとケツは相も変らずの痛みで7周目はビルドダウン。この痛みに慣れた訳でもなく抜ける感覚にもドキッとはするが、日曜日のレースで思いの外走れたこともあり、落胆する気持ちはもう過去に置いてきた。


何度も云ってはいるが日々走れてレースで入賞もでき、仕事も少しのストレスをブログで吐き出し、酒も飯も毎日美味いと飲み喰いし決まった時間に糞も出る。たまに時間のずれも予想外の特大の糞も出るが、毎日実感できる健康な身体に感謝せずにはいられない。


家族が病気になっても心から寄り添う気持ちがあったろうか。自分が病気になり自分の事だけ考えた三ヶ月。


主治医から「完治しました。普通に生活できますよ」


今でも忘れられない。


会計を終え外に出たら、12月も終わりなのに春のような暖かさ。電話したのは母。
「かあちゃん、大丈夫だったよ。転移もしてないよ」


泣いていた。言葉にならなかった、かあちゃん。電話の向こうのかあちゃんが目の前に居る。おにいちゃんもおねえちゃんも隣に居る。


二人とも泣き、最後は笑って電話を切った。


自宅まで3kを歩きながら、初めて故郷の家族の闘病生活の苦しみが分かった。


自分の苦しみなんて小さなもの。娘二人にも云われたことがある。
「自分だけが世界で一番苦しんでると思って」


いまは人の苦しみもわかるような人になれたと思う。


有名人の癌のニュースが続き、あの時の自分を思い出すことが多い。


生かされ、走れていること。


人にありがとう。


生きていこう、おかげさまの気持ちを忘れずに

×

非ログインユーザーとして返信する