瞑酩走

走り、酒を飲み、気ままに、寅さんのように。

コロナ禍のなかで

28日 17.26km 1:54:36(6:38)帰宅ジョグ 気温31度


29日 走らず


30日 31.95km(総距離)
    17.93km 1:18:55(4:24)倉庫周り10周


5時32分に走り出す。倉庫周りをグルグルの途中に、40代前半と思われる夫婦が
ジョグしていて二度ほどすれ違う。奥さんのTシャツと自分のTシャツが同じで気恥ずかしくなる。10周が終わりジョグしていたら夫婦が自販機の前で水分補給していた。気恥ずかしさを打破するために話しかける。
「おはようございます。同じTシャツですね。出たんですね」


「おはようございます」夫婦同時に。「はい」奥さんが少し照れながら。


「距離は?」


「40kでした」


「あっ、私も40でしたよ」ここで結果を云おうと喉元まで出かけたが、初対面で嫌味な男と思われるので呑みこむ。苦しい~。
「お二人で出られたんですか?」旦那さんが話さないので目を向けると。


「はい」


これで終わり。


間があくのが嫌なので「いい大会ですが千葉から遠いですし今年は中止だし」


奥さんが「さっきいいペースで走られてましたよね」


「いや~あれが精一杯で、もうじじいなんで」


夫婦の顔が少し引きついたような感が。じじいの言葉に反応したのか。


「それではまた。失礼します」


この夫婦には以前もあった。また会うだろうなここを走る限り。ぞんなこと思いながら立ち去る。


31日 20.12km 1:51:03(5:31)倉庫周り~新興住宅地グルグル


休日なのに走り始めは8時前と遅く、距離もペースもなんだかな~。


8月 走行距離 554.4km


9月


1日 7.19km 37:09(5:10)昼休みジョグ(73)


2日 17.42km 1:58:42(6:49)帰宅ジョグ(68)


3日 26.43km(総距離)
   筋トレ少々


5時45分から走り出す。公園の便所ですっきりで気合いを入れてビルドアップ。100mもしないうちに腹が、200mで肛門を激しく打ちつける。もう待ったなし。道路を挟んで左前方の建築現場に設置の仮設トイレに駆け込む。ドアを開けた瞬間の鼻がひん曲がる臭いもなんのその。
危機一髪を乗り超え気持ちを立て直しジョグ。そしたらまたもや腹が、そしてすぐに肛門が。今度は公園の便所に駆け込む。またもや危機一髪。ポケットティッシュを使い切っていたので、ロール紙が備えてあったので思い残すことなく出し切る。出し切ったとはいえ便所の度に無駄な汗をかき、ここからビルドアップと気持ちを切り替えることはできず、とぼとぼと家に帰る。


4日 走らず


5日 17.37km 1:53:19(6:32)帰宅ジョグ(69)気温29度


6日 32.31km(総距離)
   14.34km 59:28(4:09)倉庫周りをグルグル
   帰宅後バイク20分 筋トレ


無調整ホット青汁豆乳を摂り5時54分から走り出す。前回のビルドアップが失敗に終わり、少しでも負荷をかけたく気持ちも乗ってジョグで倉庫まで。秋に入ったかと感じる涼しさも湿度はしっかりとあり、見上げれば夏雲と雨雲の隙間から日差しが入り込む幻想的な空間が広がっていた。
腹もおとなしくペースを上げてみる。アップダウンのコースだけに下りでは楽にキロ4は切れるが、上りになればキロ410~430と落ち込む。いまやれるだけの力で下りはペースをあげ、上りでは我慢の走り。時折りにわか雨も降り、まとわりついた汗を落としてくれ気持ちがいい。7、8周目のラストは落ち込んだが、いまやれる走りができたと満足。


ダウンジョグでこの前の夫婦と道路を挟んですれ違い会釈する。同じ家に住み同じ趣味で同じ時間を過ごす。夫婦のかたちは夫婦の数だけあるのは理解しているが、、、、、、やめよう。仲がいいのは良いことなんだから。






大会も少しずつ開催されるようになってきている。いったい何を目標にいま走っているのだろうか。目標もないのに月500km走っているのはなんで。健康のため?だけではないはずなんだけど、だからといってあの大会に出たいとか結果を出したいとか、気持ちが沸きあがってこない
日に5~10kmぐらいジョグして健康を維持。身体には良いのだろうけど、それでは自己満足できない。日々距離もしっかり踏んで、週に1、2回はペースを上げる。月間500km以上、その日にやると決めた練習はやり切る。
シャワーを浴びながら落ちた筋肉を見て老いを感じ、今日もやり切ったとタオルで拭いて体重測定しほくそ笑む。
好きなつまみの魚と野菜を目の前にして椅子に座り、冷えた焼酎ハイボールで晩酌を始め、ノンフィクション物やドキュメンタリーの録画を観ながら杯を重ね現実逃避。酔いすぎてなければ床につきながら本を読む。


大会にも出ず、いつもの川にも行かず、必要以外に人にも会わず関わらず。


コロナが終息したら考えも変わるのか。


こんな人生に意味があるのだろうか。意味を持たせる人生とはなんだろう。


考えてもわからないから走るだけなんだろう。


これが我が人生。


最期は人生に悔いなし。


どうなることやら

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